伝えるのが難しいのには理由がある
最近伝えるのが難しい。
コミュニケーションが難しい。
ってよく聞くけど、なんで難しいのか知ってる人は少ないですよね。
ここは東南アジアなんじゃないかって思うくらい湿気てるKaeです。
こんな日は電車が地獄ですね。。
伝えるのって難しいですか?
それは、あなたが相手を見かけや先入観で判断しているからです。
おばあちゃんにはおばあちゃんに対する説明の仕方、
子供には子供への説明の仕方、
40代社長への説明の仕方。
同じ内容を説明するとき、相手の理解レベルに合わせて説明を変える必要があります。
そして、あなたが伝わらないなーと思う時、必ず起きていることはあなたの予測していた相手のレベルと相手の本当のレベルの解離です。
上の例では分かりづらいですが、
例えば、お金の勉強会の講師をあなたがするとき、
22歳 男性 Aくん 金融機関勤務 1年目
25歳 女性 Bさん 大学院生 国際関係学専攻
35歳 男性 Cさん 総合商社 課長
30歳 女性 Dさん 金融機関 事務
この4人に説明をするとき、全員が同程度の理解度を達成するのには別の説明の仕方があると思います。
そして、あなたは彼らの背景からある程度の相手の理解度を勝手に想定します。
そこから、その人に合わせた教え方を考えているはずです。
でも、自分の想定通りにうまく伝えられたとしても実際相手が理解できていないことがあります。
それを難しいと感じないでください。
相手の理解度が自分の予測より低いとわかったのですから、次回はそれに合わせて説明すればいいだけです。
伝えるのが難しいと考える人はセミナーや本にその答えを探そうとしますが、そこに答えはありません。
あなたが、あなたの中から答えを見つけるしかないのです。
伝えるのが難しいのは、認知症とかそういう器質性障害でない限り、だいたい伝える側の思い込みが原因であることが大半です。
飛び込み営業の人が失敗しても手法を変えてまた再チャレンジするように、あなたも説明の仕方を変えたら伝わるかもしれないですよ。
是非、あなたの相手に対する先入観をとっぱらい、よく相手を観察してください。
そうすることで、相手の本当の理解力に合わせた説明ができる新しいあなたに出会えるはずですよ!
大事なことは変えるのは相手ではなく、あなただということです。
つづく